六角ナット 寸切ボルト 精密挽物 複合加工 試作から数10万個まで、切削の小回りを利かせます! 切削だから、寸法が自由! |
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トップ ページ > 得意な分野 > 精密挽物(カム式精密自動旋盤)
「最近の製作品」はこちら カム式精密旋盤の製作品集 すべて拡大表示されます。 それは職人技の見せ所
南製作所では、NCから「ろくろ」までいろいろな機械があります。左の写真のような、カム式精密自動旋盤も主力の機械のひとつです。これを使って、さまざまな挽物を作っています。
現在ではNC旋盤が主流になってきていますが、まだまだこの機械のよさは発揮されています。カム式のため、自由度は低いですが、主軸の周りを取り囲むさまざまな刃が、カムの動きに連動して、重なるように、あるいは重なって、さまざまな切削を行っていきます。そのため、ひとつの品物を作るサイクルが、NC旋盤に比べて短く、一旦セッティングしてしまえば、高効率な加工ができます。 主に、ボルトや袋ナットと、その類似品を作っています。ただし、ボルトと袋ナットでは、カムが異なります。この切り替え(段取り換え)は時間がかかりますが、似たもの同士なら、本当に短時間でセッティングができます。 基本的に、刃は、横方向や縦方向に動くだけですので、球面は姿バイトで作ります。だから複雑な形になるとその形の刃が必要になってきます。
量産の場合は、刃を作りますが、現在では、NC旋盤と役割分担しています。数がそんなに多くないもの、複雑な形でも数式で表しやすいものは、NC旋盤で加工しています。 しかし、この精密自動旋盤に適したボルトや袋ナットでは、生産数ではNC旋盤にまだまだ負けません。また、量産品では姿バイトを作りますが、ベテランの職人の作る刃は、それはすごいものです。 一般に、送り等は細かく設定できませんので、切削油を使います。 カム式精密自動旋盤の製作品
製作品集のページを作りました。 カム式精密自動旋盤の製作品集(製作品集2)
すべての作品が拡大表示されます!現在、30点載せています。 このページにも何点かを挙げておきます。 ほかにも、実にさまざまな品物を作っています。
次の写真も、カム式精密自動旋盤の製作品です。 バリエーションを見ていただけるよう、多少古いものも載せています。(製作品のサンプルを残していますが、長年繰り返し作り続けているため、最近のサンプルがあまりありませんでした。) 新たな製作品については、順次、製作品集2に載せていきます。 製作可能な径・長さ
機械は、大きさで分けて3つのタイプがあります。(機械の写真は設備のページにあります)
それぞれ機械で違いますが、カム式精密自動旋盤全体でカバーできる範囲を示します。 <加工できる径 > 丸3〜丸20、六角5〜六角17の範囲が加工できます。丸と六角については、材料のあるサイズはほぼすべてチャックが揃っています。四角もある程度あり、中には、長方形や偏芯のチャックもあります。 <加工できる長さ> NCと違って、それぞれの刃に可動範囲がありますので、 一概に言えません。 大体の目安として、ボルトで、全長65、首下55が限界のようです。 <加工できるねじ> ねじは、ダイスやタップで切ります。 ダイスで切れるねじは、普通ピッチならM13が限界です。M14の細目なら可能です。 |
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